浦沢直樹の漫画・アニメ『MONSTER』に、キンダーハイム511という施設が登場する。子供たちから人間性を奪い、東ドイツのために働く殺戮兵器として教育する実験場だ。
もちろん、これは架空のお話なのだが、チャウセスクが独裁者として君臨していた社会主義時代のルーマニアの孤児院がモデルになっていると思う。
「チャウセスクの落とし子」「チャウセスクの子供たち」などと呼ばれるが、劣悪な環境で愛情を知らずに育った「ルーマニアの孤児」の末路は、悲惨であり、哀れだ。
下記の記事によると、ロシアが連れ去ったウクライナの子供たちの一部が北朝鮮の「松涛園国際少年団キャンプ場」に送られ、「日本の軍国主義者を全滅させる」ことを教えられているそうだ。
真偽の程は分からないが、事実だとしても驚かない。社会主義国は、自国民すら人間扱いしないのだから。
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