2025.07.12 04:25犯罪者ではない? 東京新聞の「「わたしたちは犯罪者ではない」 非正規滞在で困窮する外国人と支援団体が「排外主義的」主張に危機感訴え」という記事のタイトルに違和感を覚えない人はいないだろう。
2025.07.08 12:10主権者意識? 下記の記事によると、「学校や自治体の予算の使い道を子どもたちが決める取り組みが広がっている。裁量を与えることで、学校や社会の運営に参画する意識を育むのが狙いだ。選挙権年齢が引き下げられ、子どもの時期から主権者意識を育てる必要性が高まっていることが背景にある。」
2025.06.18 01:34スチュワーデスから見た日本の強み 一回り以上歳が離れた従兄弟は、国内大手航空会社の機長を務め、パイロットの教官を経て、役員待遇だった。 当時パイロットの教官をしていた従兄弟と法事で再会した際に、大学を卒業して2、3年の私は、従兄弟から「スチュワーデスを50人でも100人でも集めてやるから、気に入った者とさっさと結婚しろ」と言われた。 まだ身を固める気がないし、「中学時代の参考書に、スチュワーデスの語源は、『豚小屋の番人』と書いてあったけど、僕は豚じゃないからね(笑)」と言って、断った。 親切心から見合いを勧めてくれたとはいえ、従兄弟の言い方が私やスチュワーデスを犬や猫のように扱っているようで不愉快だった。 手元に中学時代の参考書がないので、正確な文章ではないが、stewardスチュワ...
2025.06.05 03:10言葉は難しい <追記> 赤ちゃんの絵が描かれ、「Baby in car」と書かれた車ステッカーが面白いというので、外国人観光客が買って帰るらしい。 「Baby in car」は、「車には赤ちゃん成分が入っています」という意味になるからだそうだ。
2025.05.27 13:25検討する <追記1,2> 下記の記事によると、5月27日、「治安対策などの強化に向けて、自民党の高市前経済安全保障担当大臣らは、石破総理大臣に提言を手渡しました。日本は諸外国と比べてスパイ行為への対策が不十分だとして、法整備を検討することなどを求めています。」 これに対して、「石破総理大臣は「偽情報への対応は急いで取り組まなければならないし、インテリジェンスの強化も問題意識を持って検討していく」と応じました。」(太字・下線:久保)
2025.05.26 14:24アナウンサーは命懸け? 下記の記事によると、「中国国営放送の中国中央テレビ(CCTV)のキャスターが台湾のニュースを伝える際、「祖国」を「両国」と誤って発音するというミスを犯した」らしい。 備忘録として、記事のリンクを貼っておく。
2025.05.22 21:35ヤンキー座り 先日、老母が「この座り方できる?」と訊いてきた。いわゆる「ヤンキー座り」だ。もちろんできる。テレビで健康に良いと言っていたらしい。 以前にも話したような気がするが、中学時代を過ごした神奈川県逗子市では、「ヤンキー」という言葉を聞いたことがなかった。 ところが、父の転勤で高校時代を過ごした大阪府では、「ヤンキー」という言葉が日常的に使われていた。「Yankeeヤンキー」=「アメリカ人」だと思っていたので、当初、クラスメイトたちの会話が理解できなかった。 「ヤンキー」=「不良青少年」で、例えば、「原宿のホコ天(歩行者天国)で踊っている“ローラー族”のように、リーゼントに革ジャンのようなアメリカ風の出で立ちだから、ヤンキーって言うねん」と教えられた。 『精...
2025.05.15 13:10「実効支配」と「実効的支配」 下記の記事によると、「自民党の有村治子元女性活躍担当相は15日の参院外交防衛員会で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を巡る岩屋毅外相の用語の使い方に苦言を呈した。尖閣について領有権の問題は存在しないというのが政府の一貫した立場だ。一方、岩屋氏は領有権が確立していない状態を指すことが多い「実効支配」を用いており、有村氏は「主権がどちらにあるか根幹を揺るがす言葉だ」と強く自戒を求めた。」 「15日の同委では、外務省担当者が尖閣について「政府として法的な意味で領有権が確立している地域を意味する言葉として『有効に支配している』という表現を使っている」と指摘した。 有村氏も「実効支配」の用語について「必ずしも関係当事国の中で領有権が確立していない、あるいは係争中で、...
2025.04.29 22:40「道」から見た国柄の違い 1998年、プロレスラーのアントニオ猪木が引退試合で詩を披露した。リアルタイムでテレビ中継を見ていたが、なんだか気恥ずかしかったことを覚えている。 「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」 この詩は、『猪木寛至自伝』に、一休宗純の言葉として掲載されているらしいのだが、実は、一休さんの詩ではなく、清沢哲夫(のちの暁烏哲夫)氏の詩「道」だそうだ。 この詩は、初出「同帰」第335号(昭和26年10月1日発行)。 『無常断章』1966.5 法蔵館に所収されているそうだ。
2025.01.10 07:08冬期限定条例 今日は、大阪でも雪が降るかもしれないので、雪にまつわるお話をひとつ。 泥はねや水はねを「しっぱね」と呼ぶらしい。泥や水が尻にはねることに由来するそうだ。秋田、福島、茨城、北海道などで用いられている方言らしく、さらになまって「すっぱね」と呼ぶところもあるそうだ。 では、「しっぱね」に関する法令や例規があるのか? 「しっぱね」という言葉は、用いられていないが、「しっぱね」を取り締まる法律は、ある。 すなわち、自動車の運転者が、ぬかるみ又は水たまりを自動車で通行するときには、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすることが義務付けられており(道路交通法第71条第1号)、これに違反すると、5万円以下の罰金に処せられる(同法第120条第1項...
2025.01.07 12:41パクリ <追記1,2> 先ほど、テレビをつけたら、ペンギンの巣作りの様子が映し出されていた。あるペンギンAは、真面目に一個一個小石をくわえて巣に運んでいる。 隣の巣のペンギンBは、Aの巣から小石を盗んで、自分の巣に入れていた。Aは、自分の巣の小石がいっこうに増えないことを不思議そうに思って、チラッと隣の巣のBを見たら、Bは、目線を逸らして、知らぬふり。 Aが再び小石拾いに行こうとして、Bに背を向けた瞬間、Aが振り返ると、BがAの巣から小石を盗もうとしていた。 Aは、怒ってBをくちばしで突こうとし、Bも盗みが悪いことを知っているのか、抵抗せずに逃げ回っていた。 このように他人の物やアイデアなどを盗むという意味の「パクリ」は、大口を開けて一口でパクリと飲み込むことに由来するらし...