2024.10.14 07:42首領ドン スペイン語・イタリア語Donドンは、ラテン語dominusドミナス「主人、(奴隷の)所有者」に由来し、ドイツ語のvonフォンや以前お話ししたフランス語のdeドと同様に、本来「貴族出身」を表す。
2024.10.07 12:51公用語条例の懸念 <追記1,2> 下記の記事によると、英語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、アラビア語の6言語が国連等の公用語とされているが、これに韓国語を加えるため、日本等に支部を設けるそうだ。
2024.10.07 09:05敬して遠ざける テレビCMでお馴染みの「YES! 高須クリニック」の「YES!」は、「患者様のご希望通り可能な限りお答えする」という意味だそうだ。 残念ながら、英語のyesにこのような意味はない。
2024.10.04 23:41ユーモアとエスプリ 先日は遠藤周作について、昨日はフランス語について書いて、ふと思い出したことがある。また忘れそうなので(苦笑)、書いておく。 昔からフランス人やアメリカ人などの外国人や外国かぶれの日本人から「日本人にはユーモアのセンスがない」と言われ続けている。 日本には、そもそもユーモアという概念・文化がないのだから、日本人にユーモアのセンスがないのは当然であって、非難される謂れはない。ユーモアのセンスがなくても、日本には日本独自のお笑い文化や落書(らくしょ)があって、これで日本社会が上手くいっているのだから、多文化「強制」はやめてもらいたいものだ。 逆に、日本人を非難する連中に対して「ユーモアとは何か」と問うて、即答できる人はほとんどいないのではないか。その程度の...
2024.10.04 13:08シェフ テレビを付ければ、料理人が登場しない日はないと言っても過言ではない。昔は、お昼に主婦向けの料理番組に登場するぐらいだったが、『料理の鉄人』というバラエティ番組以来、料理人がよく登場するようになったと思う。 本来、シェフは、そのお店の唯一の料理長を指し、それ以外の料理人をコックと呼ぶのだが、テレビを見る限り、最近ではただのコックをもシェフと呼ぶことが多いようだ。これが物凄く違和感を覚えるのだ。 学生時代に第二外国語としてフランス語を少し齧(かじ)っただけなので、偉そうなことは言えないのだが、日本では、国家元首、総司令官、社長、部長、課長、家長、駅長、料理長、主任技師、編集長、スポーツチームの主将など、その社会的地位によって呼び方が異なる。 ところが、フ...
2024.10.04 00:03町人貴族 <追記1,2,3,4> 石破内閣の記念写真が国内外で話題になっている。これまで何度もモーニングコートを着用したであろうに、あまりにもだらしないので、「だらし内閣」と呼ばれているそうだ。 ①石破総理と中谷防衛大臣のウェストコート(ジレ、ベスト、チョッキ)の下からシャツが見えている。 ②石破総理、林官房長官及び岩屋外務大臣のトラウザーズ(スラックス、ズボン)の裾がだぶだぶ。 ③石破総理がサスペンダーを使わずに、ベルトを使っている。 欧米人がこの記念写真を見て、笑い転げるのも無理はない。紋付羽織袴だったら、恰幅がよく、似合っていただろうに。。。
2024.09.26 08:25Prime Minister首相 私は、自民党の国会議員でもなければ、党員でもないが、明日の自民党総裁選に関心がある。この自民党総裁が事実上次の首相になるからだ。 英国流の保守主義者である私からすれば、高市早苗氏や小林鷹之氏が私の考え方に比較的近いのだが、小林氏は経験不足だ。 これに対して、高市氏には、大臣や党の要職の経験があるが、学歴詐称疑惑のある東京都知事の小池百合子氏と同様の胡散臭さがある。 高市氏がメディアに登場した頃を覚えている。というのは、その発言内容もさることながら、「米国連邦議会立法調査官」「立法調査官」という肩書きが強烈な印象として残っていたからだ。 のちに鳥越俊太郎氏が経歴詐称疑惑として追及した。
2024.09.23 12:26道化 キッチンの換気扇の下で煙草を吸っていて、テレビを付けたら、eテレで小説家の遠藤周作が出ているではないか。知っていたら、最初から見たのに、残念だ。 1983年4月17日放送の『日曜美術館』「私とルオー」という番組の再放送だった。
2024.09.22 06:58中国と支那 下記の記事によると、登山家の野口健氏がXで「またしても日本人の子どもが狙われてしまった。シナの大使を国外追放すべき(注:原文のまま)」とツィートしたことに対して、批判が集まっているそうだ。
2024.08.22 01:11いわゆる「托卵」 <追記1,2> 下記の記事によると、「托卵」は、「本来、カッコウ科の鳥類などが別の鳥の巣に産卵し、その鳥に卵・ヒナを育てさせる習性を表す言葉」だが、世俗的には「人間の既婚女性が夫以外の子を妊娠・出産したにも関わらず夫の子どもとして家庭で育てるという行為」を指すそうだ。 このいわゆる「托卵」について、「何が悪いの?」「父親が誰かってそんなに重要?」など、「托卵」を積極的に肯定する女性の発言が注目を集めているらしい。
2024.08.19 09:08見た、聞いた、あった? 下記の記事によると、「斎藤知事のパワハラを「実際に見た」もしくは実際に知っている人などから「聞いた」と回答した職員が38.3%にのぼる」そうだ。 30日に斎藤知事が証人として百条委員会に出頭するらしい。
2024.08.16 05:23お子様とご子息 外国人観光客がたい焼きの餡子(あんこ)を「豆のジャム」と呼んでいて、なるほど!と感心した。 言われてみれば、確かに、餡子は、小豆(あずき)で作ったジャムだ。「目から鱗が落ちる」とは、まさにこのことだ。 さて、この「餡子」という言葉は、「明治時代から現れる俗語で、「餡粉」などの字も当てられた」そうだ。 へぇ〜。比較的新しいスラングだったんだね。