2025.10.05 05:08無料の指定ごみ袋の転売 私が住んでいる某市では、指定ごみ袋を導入しておらず、市販の無色で透明又は半透明のごみ袋で出すことができる。 このような自治体は、今では大変珍しい。 というのは、環境省が令和2年度に実施した全国市区町村向けの調査結果によると、指定ごみ袋を「既に導入している」自治体は、82.6%だからだ。
2025.09.30 12:27糞に憤慨して犬税? イタリア北部の観光地ボルツァーノ市は、糞の放置に業を煮やして、犬連れの観光客には観光税(1日1.5ユーロ・約260円)を、地元住民には飼い犬1頭につき年間100ユーロの犬税を、それぞれ課して、道路の清掃や犬専用の公園新設の費用に充てるそうだ。 さらに、飼い主の負担で犬のDNA登録を義務付け、放置された糞のDNAを解析して罰金(違反1回につき最大600ユーロ)を徴収するという。市役所の怒りが感じられるではないか。
2025.09.25 07:08宅地開発に伴う無電柱化条例? 下記の記事によると、東京都の小池知事が、都が指定する地域で新たに宅地を開発する際、敷地内に電柱をたてることを原則禁止する条例の制定を目指す方針を示したそうだ。宅地開発に伴う電柱の規制を盛り込んだ条例が制定されれば全国で初めてとなるらしい。
2025.07.27 13:43葬法 <追記> 夏らしく背筋が凍るお話をしよう。 墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)では、遺体を土の中に埋葬する「土葬」が禁じられているわけではないが、我が国では、遺体を焼却する「火葬」が一般的で、我が国の火葬率は、99.9%で世界一らしい。 ところが、イスラム教では、戒律上、土葬以外の埋葬方法が禁止されている。 そこで、我が国に在留するイスラム教徒(ムスリム)の増加にともない、イスラム教徒の土葬墓地問題が顕在化している。 今日は、この問題について深入りしない。この問題を考える上で、我が国の葬法の歴史について振り返ろうと思う。 さて、文化は、高いところから低いところへと流れる。 例えば、玄関がそうだ。本来、玄関は、「玄妙なる道(=仏道)に入る関門」という意味であ...
2025.06.08 12:24ゴールドラッシュ再び? 金の価格高騰を背景に、北海道にある閉鎖した金山を外資系企業(カナダ、オーストラリア)が試掘する動きが広がっているそうだ。過疎化に悩む地元自治体は、地域経済の発展を期待する一方で、環境汚染を心配している。 詳しくは、下記の朝日新聞の動画が分かりやすく解説している。
2019.08.31 13:43クールではないクールビズ 平成17年(2005年)、小池百合子環境大臣の思い付きと小泉純一郎総理のお墨付きで始まったCOOL BIZ(呼称:クール ビズ)は、変な和製英語であるにもかかわらず、官民問わず、すっかり定着してしまった感がある。 しかし、私は、これまで仕事をする際にクールビズのファッションをしたことが一度もない。①クールビズは、環境省が提唱している政策にすぎず、なんら法的拘束力があるわけではないのに、一斉に「左」にならえで、有無を言わさぬ全体主義的空気に違和感を覚えるし、②服装はTPOに合わせるのが礼儀であると考えるからだ。暑いからといって、裃や羽織袴を脱いで登城する武士はいない。ジャケット・ネクタイは、現代の裃・羽織袴であって、身だしなみを整え、威儀を正して相手に...