自治体職員研修で、侵害留保説の例外を説明する際に、「世の中何が起きるか分かりません。ゾンビ映画をイメージしていただけると、理解しやすいのですが、ゾンビの感染拡大を防ぐため、職員さんが道路にバリケードを設置して、道路の通行の自由を制限することができるのでしょうか?」と述べている。
しかし、まさか自治体が本当に「対ゾンビ避難訓練」を実施しているとは思わなかった。
令和5年度八戸市総合防災訓練
「訓練項目
<中略:久保>
6. 展示・体験訓練等(災害時協定締結団体による展示、防災体操、対ゾンビ避難訓練、等)」
八戸市が令和4年度から実施いている「対ゾンビ避難訓練」の具体的な内容は分からないが、おそらく米国国防省が士官候補生用に立案した軍事シミュレーション「CONPLAN 8888」「CONOP8888」(2011年公表)を参考にしているものと思われる。
※ CONPLAN: Concept Plan「概念計画」(基本計画)、OP: Operation Plan「作戦計画」(実施計画)
士官候補生たちがマンネリにならないように、シナリオに工夫を凝らして、ゾンビが攻撃してきたら、如何に防衛するかと作戦を立案させるわけだ。
どこの世界でも、先生たちは苦労してはるんやね〜
まあ、八戸市は、対ゾンビ避難訓練をメインにしていないところを見ると、おそらく「CONPLAN 8888」と同レベルの本格的なものではなく、教育的又は余興的なものではないかと思うのだが、詳しい方がいらっしゃったら、ご教授ください。
米国イリノイ州では、「10月をゾンビ準備月間とする」決議がなされているそうだ。ゾンビを使って、災害対策を進めようというわけだ。
Michael Jackson - Thriller (Official Video - Shortened Version,1983)
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