国の安全なくして国民の幸福なし

 もうジジイなので、献血していないが、昔は、ちょこちょこ献血していた。お蔭で桐箱入りの金杯を頂いた。今は、献血する人が減っているそうだ。

 いざ有事となれば、大量の血液や血液製剤が必要となる。


 地上波初放送された『ゴジラ−1.0』でも触れられていたが、零戦などの戦闘機にはパイロットの脱出装置が装備されておらず、日本兵の命が軽視されていた。


 この点、下記の記事が参考になった。自衛官の命を軽視する流れがようやく変わりつつあるようで、血液製剤の独自製造の目処が付いて、何よりだ。

 乾電池1個で加温できる輸液加温装置なんて便利な物があるんだったら、自衛隊にも導入すべきだ。

 

 昔、自衛隊へ出講した際に、タバコ休憩で自衛官から聞いた話だが、戦車や装甲車には冷暖房がない。鉄の棺桶だそうだ。上記記事のように、冷暖房完備でトイレ付きにしてあげてほしいものだ。

 また、災害派遣の際、トラックの荷台に板をわたして座席としているので、坐骨神経痛になるそうだ。もちろん、冷暖房はない。後で知ったが、高速代がないので、幹線道路を走るらしい。そのくせ自衛隊に一番きつい災害現場を担当させるというのだから、酷い話だ。バスの購入代又はチャーター代及び高速代ぐらい予算をつけてほしいものだ。

 国から支給される靴だと、災害現場で釘などが靴底を貫通するため、自腹を切って鉄板が入った安全靴を履くそうだ。


 このような話を聞くたびに、申し訳ない気持ちになるとともに、政争に明け暮れる国会議員たちに怒りを覚える。


源法律研修所

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