老母は、何も無い畳の部屋でつまづいて尻餅をつき、脊椎圧迫骨折をして以来、ペンギン歩きをするようになった。
先日、たまたま奈良県の靴下メーカーを特集していたテレビ番組で、つまづき予防の靴下が取り上げられていた。メーカーの熱意と努力の賜物であり、特許の塊のような靴下だった。
色がピンクとグレーの2色しかないので、老母に訊いたら、ピンクは嫌だと言うので、早速、ネットでグレーを1足注文した。
テレビの影響で注文が殺到したのか、商品到着まで1〜2週間かかると表示されていたが、1週間ほどで到着した。
老母は、靴下を見るなり、「いかにも年寄り臭い」と言ったが(もう十分に年寄りなのだが!苦笑)、履いてみたら、つま先を上げて、踵から歩けるようになり、早速、近所のスーパーへ買い物へ行った。帰宅後、歩幅が広くなり、スタスタと速く歩けると大喜びしていた。靴下ひとつでこれほど変わるとは予想外だった。
ただ、靴下の甲の部分が蛇腹状になっていて、靴を履いてしばらく歩くとズレて、足の甲が少し痛くなったそうだから、まだ改善の余地があるようだ。
とはいえ、内履きであればなんら問題がない。
みなさんのご親戚やお知り合いの中にも、ひょっとしたらペンギン歩きをしている高齢者がいらっしゃるかもしれない。
この靴下をおすすめしてあげたら、如何だろうか。
この会社は、様々なニーズにマッチした靴下を製造しているので、私自身もどれか買ってみようかなと思っている。ちなみに、私は、この会社とは一切関係ない。
検索したら、他のメーカーもつまづき予防の靴下を作っているようだ。いずれにせよ、安い物だから、試しに1足購入して、良ければ買い増しするとよかろう。
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