下記の記事の真偽を確かめる術は、私にはないが、興味深く読んだ。
大村氏は、「国税庁は、圧力団体に入っていない納税者には厳しく、圧力団体に入っている納税者には優しい」と述べておられるが、圧力団体だけでなく、身内の納税者にも優しいのではないかと思う。
亡父が若い頃、勤め先の会社に税務署が税務調査に訪れた際に、経理担当ではないのに、社長の命により亡父が対応させられた。亡父がこの会社に就職する際の身元保証人は、皆さんの上司である某国税局長で、この国税局長はうちの書生だったと述べたら、途端に税務署職員の態度が変わり、マズイ所に来てしまったという表情で職員同士が「どうする?」と目配せをしているので、気の毒に思って、「せっかくお越しいただいたのですから、まあ、お昼も近いことですし、つまらないものですが、うどんでも召し上がって下さい」と出前のうどんをお出したら、「いや、こういうものを頂くのは…」と言いながらそそくさと食べて、碌に調査もせずに帰って行ったそうだ。
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