下記の記事によると、6月14日、米国下院は、国防権限法案(NDAA)を可決した。
1980年から実施されてきたSelective Service System(SSS)「選抜徴兵制度」は、任意の登録制だったが、登録者数が十分ではなく、脆弱で非効率的な制度であった。
この法案の可決により、徴兵年齢(18歳から25歳まで)にある米国市民及び米国に居住するその他の男性は、すべて自動登録されることになる。つまり、米国市民権を有する二重国籍者はもちろん、不法滞在者や難民までも自動登録されるわけだ。
ただし、移民国籍法の第 101条に基づいて非移民として合法的に米国に入国した外国人(ex.留学生、駐在員、観光客)には、米国で合法的な非移民ステータスを維持し続けている限り適用されない。
条文のリンクも貼っておく。
ところで、下記の記事によると、国籍を放棄する韓国人が毎年約2万人いるそうだ。米国、カナダ、日本が主な移民先らしい。
自国を良くするための努力をせずに、自国を絶望のあまり「ヘル朝鮮」と誹謗中傷して、国籍を放棄し、自分だけ逃げ出す韓国人が移民先である米国のために一所懸命に貢献するのだろうか。近いうちに米国への忠誠が問われる機会が訪れるだろう。
朝鮮戦争が再開した場合には、韓国の徴兵制度を嫌って米国に移民した韓国人は、皮肉なことに、この自動登録により徴兵されて、真っ先に最前線へ送られ、彼らの言う「ヘル朝鮮」で本物の地獄を見ることになろう。お気の毒だとは思うが、このとき、韓国系移民の真価が試される。
第2次世界大戦時、日系移民によって編成された米国陸軍442nd Regimental Combat Team「第442連隊戦闘団」は、ヨーロッパ戦線の最も過酷な激戦地に次々に送られ、Go for broke!「当たって砕けろ!」の大和魂で勇猛果敢に突撃し、多大な犠牲を出しつつも大戦果を次々に上げ、米国史上最も多くの勲章を授与された。今もこの記録は破られていない。
あの人種差別論者で原爆を投下したトルーマン大統領ですら、You fought not only the enemy, you fought prejudice-and you won.「諸君は、敵とだけ戦ったのではなく、偏見とも戦い、そして勝ったのだ。」と言わしめたほどだ。
慰安婦像を全米各地に設置し、口を開けば日本の悪口を言いながら日本人になりすまして日本食レストランを営業する韓国系移民も、第442連隊戦闘団のような働きができるかどうかが試されるのだ。
中国系移民も、同様に、台湾有事の際に試される。
0コメント