黒人女性初の保守党党首誕生

 黒人女性Kemi Badenochケミ・バデノック(BBC日本語版では、ケミ・ベイドノック)氏が英国の保守党党首になった。


 ケミ・バデノック氏については、以前触れたが、予想が当たった。

 いずれ近いうちに、保守党が与党に返り咲き、ケミ・バデノック氏が首相になるだろう。同時期に、我が国でも、高市早苗氏が首相になる可能性がある。

 そうなれば、イタリアのジョルジャ・メローニ首相(Giorgia Meloni)とともに、日英伊の三国が保守主義の女性首相ということになり、国際政治の舞台で日本は大きな影響力を持ち得る。

 米国大統領が共和党の女性党首だったら、言うことがない。


 一口に保守主義といっても、それぞれの国の伝統などの価値観を保守するわけで、国益も異なるから、決して一枚岩とはならないが、英国マーガレット・サッチャー首相、米国ドナルド・レーガン大統領、日本中曽根康弘首相(こいつだけは風見鶏の社会主義者)がソ連を崩壊に追い込んだときよりも、意思疎通がし易くなり、連携が取り易くなる。対ロシア・中国・北朝鮮問題だけでなく、長年の懸案だった国連の敵国条項の廃止や国連安保理常任理事国入りを果たすことが可能になるやも知れぬ。

 日本に好機が訪れることを願うばかりだ。

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