数字が合わない時の豆知識

 簿記などの事務仕事をなさっている人にとっては常識だろうが、事務仕事をしたことがない私にとっては、新鮮だったので、リンクを貼っておく。


 「合わない金額を「9」または「0.9」で割ってみる」とあるが、なぜ「9」又は「0.9」なのか?

 馬鹿にしているのかとお叱りを受けそうだけど、老婆心ながら書いておこう。


 4000円の物を買うため4000円支払ったのに、一桁間違えて400円支払ったと記載した場合には、4000円引く400円で、差額は、3600円になる。

 元の値段4000円は、400円の10倍。10倍の4000円から元の数400円を引くから、差額は、9倍の3600円なのだ。


 つまり、一桁少なく間違えた場合に生じる差額は、元の数の9倍なので、「9」で割れということになるわけだ。

 逆に、一桁多く間違えた場合には、「0.9」で割れということになる。


 二つの表の金額が一致するはずなのに、一致しない場合には、まず表の中に二つの表の差額3600円と記載した項目があるかどうかを念のために確認して、これがないときには、差額3600円を「9」又は「0.9」で割った金額が表の中にあるかどうかを確認すれば、記載間違いの箇所を発見できるわけだ。


 実際に、差額を「9」又は「0.9」で割った金額を表の中に発見した時は、感動するかもなぁ〜


 久しぶりに算数をして、楽しかった♪笑

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