庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を取られる

 韓国の在外同胞庁の李相徳(イ・サンドク)庁長が来阪し、「韓国のアイデンティティーを守ってきた同胞たちの権益を拡大し、誇りを持てるよう同胞庁が先頭に立つ」と述べたそうだ。

 「権益」とは、「権利と利益。多く、ある国が他国の領土内で得た権利と利益をいう。」(小学館『精選版 日本国語大辞典』)。

 李庁長のいう「権益」が具体的に何を意味するかは不明だが、おそらく下記のサイトにある参政権や社会保障等を指すのだろう。

 そうだとすれば、参政権は、我が国の主権に関わる事柄であって、韓国は無関係だし、また、年金等の社会保障は、母国である韓国が担うべき事柄であって、これを日本に負わせようというわけだから、韓国政府が我が国に対して露骨に内政干渉していることになる。

 石破総理は、韓国大使を呼びつけて厳重に抗議すべきだ。


 良識ある日本人の多くが堪忍袋の緒が切れそうになっていることを、韓国政府はもちろんのこと、我が国の政府も自覚すべきだ。



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