イランの元大統領アフマディネジャド氏は、イランがモサド(イスラエルの諜報機関の通称)に対抗するために設立した諜報機関の責任者と同機関の20人がモサドの工作員(つまり、二重スパイ)で、2018年イランの核関連文書を盗み出し、イラン核科学者を殺害した、と述べていた。
今回のイスラエルによるイラン核関連施設に対する先制攻撃は、このようなモサドの暗躍によるところが大きいと思われる。
これが国際政治の現実なのに、我が国の平和ボケは止まるところを知らず、与野党問わず、日本の国益に反することを競い合い、スパイ防止法すら制定しようとしない。
スパイ防止法が制定されると、よほど都合が悪いのだろう。
<追記>
やはりモサドが暗躍していたようだ。
下記の記事によると、「イスラエルや欧米のメディアによると、この攻撃は8カ月にわたる極秘の準備を経て実行に移された。
まず、モサドの工作員がイラン国内に潜伏し、無人機(ドローン)や精密誘導兵器を運び込んだ。これらの兵器は、イラン各地に配置した車の中に積んで隠されていたという。さらに、首都テヘラン郊外には「ドローン基地」も構築された。
工作員らは実行前に訓練を重ね、「Xデー」を待ち構えていた。」とある。
中国、ロシア、北朝鮮などの工作員が我が国に潜伏しているはずで、「Xデー」に備えていることだろう。
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