細菌も迷子になる

 私は、方向音痴。友人たちから「京都で迷子になるのはお前だけだ」と言われたり、「事故を起こすから、運転免許だけは取るな」と言われたり、「お前を途中で下ろすとどこへ行くか分からない」と言われて遠回りなのに自宅まで車で送ってくれたりしたものだ。

 ありがたいことに、スマホのお蔭で今では迷子にならずに済んでいる。


 下記の記事によると、細菌も迷子になるらしく、なんだか親しみを覚えた。


 「ノッティンガム大学の科学者らは、プラスチック上での細菌の増殖能力を大幅に低下させることができる表面パターンを発見した。これはカテーテルなどの医療機器の感染を予防できる可能性があることを意味する。」

 つまり、プラスチック上に迷路を描くと、細菌が迷子になって増殖できなくなるらしい。

 これが様々な素材に応用され、実用化されたら、医療機器だけでなく、調理器具、服や靴、吊り革など、あらゆる物に迷路が描かれるようになるだろう。

 コロナ禍の際に、江戸時代の厄除けのアマビエの絵が話題になったが、現代の護符だなぁ〜




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