中国の駐大阪総領事がXでナチスドイツとイスラエルを対比したことについて、イスラエルの駐日大使が激怒して反論するとともに、日本外務省に「即座かつ断固とした対応」を取ることを強く求めている。ネットで話題になっていたので、備忘録としてリンクを貼っておく。
産経新聞がこれを報じていた。
中国も、チベット人やウィグル人を虐殺し、「中華」人民共和国という国名自体が自らを世界で最も優れた民族であり、世界の中心であると宣言するものであり、国力の多くを軍隊に投入し、国際法を無視し、占領したチベット等の土地に入植を進め、アメリカを敵国としているわけで、文字通り「目糞鼻糞を笑う」だ。
日本に火の粉が飛んできたのだが、中国万歳の岩屋外務大臣のお手並み拝見。
まあ、中国の駐日大使が、台湾問題に介入したら日本の民衆を火の中に連れ込むぞと条件付宣戦布告に等しい恫喝をしても、我が国政府は、Persona non grataペルソナ・ノン・グラータ「好ましくない人物」として国外退去処分(外交関係に関するウィーン条約第9条、領事関係に関するウィーン条約第23条)にせず、抗議すらしなかったから、今回の駐大阪総領事についても、同様だろう。
情けない限りだ。
<追記1>
南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)出身で日本に帰化した静岡大学教授楊 海英(よう・かいえい)氏が中国のやり口を赤裸々に述べている。
<追記2>
ジョージ・グラス駐日米国大使は、中国の駐大阪総領事の発言について、猛烈に批判している。
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