下記の動画は、面白い。カナダで行われたG7にゲストとして招待された韓国大統領の16㎝上げ底のシークレットシューズも笑えるが、写真撮影の際の一幕も興味深い。
今回の日韓首脳会談のホスト役は、韓国大統領なので、先に部屋でゲストである石破総理が来るのを待っていた。
自国の国旗と外国の国旗を掲揚する場合には、通常、右側(人が国旗に向かってみれば、左側となる。)を上位として、ゲストである外国に敬意を表して外国の国旗を右側(向かって左側)に掲げるのが国際儀礼(プロトコール)だ。
例えば、日英首脳会談や日仏首脳会談の写真も、この国際儀礼に従って、ゲストの国旗を右側(向かって左側)に掲げている。
ところが、上記の動画を見ると、右側(向かって左側)にゲストである日本に敬意を表して日章旗を掲揚すべきなのに、ホスト役である韓国の国旗が掲揚されている。
つまり、韓国は、日本に対して敬意を表さずに、自国の国旗を上位に掲げているのだ。韓国にも儀典官がいるはずだから、国際儀礼を知らないはずはなく、故意に無礼を働いていることになる。
そして、座席・立ち位置は、国旗と同様に、通常、右側(向かって左側)が上位だから、ホスト役の首脳は、ゲストの首脳に敬意を表して、右側(向かって左側)の席に着席してもらうのが国際儀礼だ。
例えば、上記の日英首脳会談でも、ゲストである日本の総理に右側(向かって左側)に着席してもらっているし、日仏首脳会談でも、ゲストである仏国の首相に右側(向かって左側)に立ってもらっている。
韓国の大統領も、国際儀礼に従って、ゲストである石破総理に敬意を表して、右側(向かって左側)の席を空けて、ゲストである石破総理の到着を待っている。
ところが、映像を見ると、石破総理は、国際儀礼を知らず、座席・立ち位置を間違えてしまったように見える。Xの投稿者は、この見方のようだ。
石破総理が書類をテーブルに放り投げたのは、育ちの悪さが出たのかもしれないし、また、無表情で写真撮影に応じたのは、韓国の大統領との首脳会談なので、世間から叩かれないように、カメラに映らぬところではにこやかにして、カメラに向かっては厳しい表情をした結果にすぎないかもしれない。
他方で、石破総理は、これまで何度も外国首脳と会談しているし、マナーの悪さを指摘されて勉強しているはずなので、国旗の位置が逆であり、韓国が日本に敬意を表していないことに気付き、カチンときて書類をテーブルに放り投げ、憮然とした表情で写真撮影に応じた可能性もある。
これならば、石破総理も面目躍如なのだが。
しかし、まあ、勝手な想像だが、前述したように、通常、国旗と座席・立ち位置は同じなのが国際儀礼なので、国旗の配置を見た石破総理の頭が混乱してしまって、日章旗がある方に立つべきだと勘違いし、立ち位置を間違えてしまった可能性が高い。関係者から立ち位置が逆だと指摘されて、苦笑いしていることからも、この可能性が高いのではなかろうか。
この原因は、ひとえにゲストである日本に敬意を表して、日章旗を右側(向かって左側)に掲揚しなかった韓国にある。
それ故、石破総理を非難するのは忍びない。
バチが当たったのだろうか、ホスト役である韓国大統領は、部屋でゲストである英国スターマー首相の到着を待つべきなのに、遅刻してしまった。そのため、スターマー首相は、韓国の通訳を韓国大統領だと勘違いして、握手を求めてしまった。欧米人には、韓国人の顔が同じにみえるので、致し方ない。
遅れてきた韓国大統領は、これに怒ったのか、又はホスト役である自分が遅刻して慌ててしまったのか、スターマー首相の横を無言で通り過ぎたため、スターマー首相は、困惑の表情を浮かべていた。おもてなしをすべきホスト役としては、無作法だ。
この動画をよく見ると、右側(向かって左側)にゲストである英国の国旗を掲揚すべきなのに、韓国の国旗を掲揚していることから、韓国は、そもそも国際儀礼を知らないのかもしれないという疑念が生まれた。
石破総理との会談のときも、故意に国旗の位置を逆にしたのではなく、無知ゆえに間違えた可能性が出てきたのだ。
そこで、過去の日韓首脳会談の写真を見てみたら、ホスト役の韓国は、常に右側(向かって左側)に自国の国旗を掲揚していることが分かった。常習の礼儀知らずだったのだ!苦笑
まあ、建国して77年目にすぎない韓国に国際儀礼は難しすぎたのだろう。礼儀を期待するだけ無駄だし、へたに指摘すると逆恨みするから、日本を含む諸外国も間違いを指摘しないのではなかろうか。
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