『実用日本語表現辞典』によれば、「ウリナラファンタジー」とは、「インターネットスラングの一種で、「韓国人が主張する、自分たちに都合のよい作り話」といった意味合いで用いられる語。強い侮蔑が込められた表現で、電子掲示板の嫌韓をテーマとするスレッドなどにおいて見られる。なお「ウリナラ」は韓国語で「我が国」といった意味である。」
『ニコニコ大百科(仮)』によれば、「ウリナラファンタジーとは、自分たちに都合の良い夢想的・非現実的な主張をする韓国を揶揄して生まれた言葉である。」
ファンタジーの典型例が、韓国の歴史学会ですら偽書であると認定している『桓檀古記』だ。
インダス文明・黄河文明・シュメール文明など、世界の古代文明のすべては、韓民族から始まったのであり、かつて韓民族は、ユーラシア大陸を支配していたという。
さて、下記の記事によれば、韓国の李大統領が、『桓檀古記』について、「恒例の業務報告会の際、国策研究機関の「東北アジア歴史財団」に対し「なぜまともに研究しないのか」といった趣旨の発言」をしたそうだ。
下記の韓国の新聞も、『桓檀古記』が偽書であることを認めている。
そして、同じく韓国の新聞によると、「韓国古代史学会や韓国歴史研究会など韓国の代表的な歴史・考古学会48団体は17日、批判と懸念を示す声明を発表した。」
これを学者としての良心の表れだと早合点してはならない。
例えば、ソウル大学名誉教授シン・ヨンハ氏は、「5000年前に現れた古朝鮮文明は、メソポタミア文明(5500年前)とエジプト文明(5100年前)に続き、世界で3番目に形成された古代文明だった」、「西洋文明の始祖とされるメソポタミア文明・エジプト文明に対応する東洋文明の出発点は、黄河文明(3700年前)ではなく古朝鮮文明と見るべき」と主張しているからだ。
かつて、朴正煕大統領は、「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」と述べた。
1948年に建国された韓国に、5000年の歴史なんてないのだが、この点はさておき、歴史を直視しようとしている。
その娘である朴槿恵(パク・クネ)大統領は、「自分の国の歴史を知らなければ魂がない人間となり、正しく歴史を学ばなければ魂に異常を来しかねない」と述べた。
「魂がない人間」・「魂に異常を来しかねない」とは尋常な沙汰ではないが、上記のような韓国の歴史に関する報道を見ると、なるほど韓国ではさもありなんと思った。
この点、「韓国国民がこのセウォル号の悲劇を道徳的(倫理的)、霊的(精神的)に生まれ変わるための機会としてとらえることを望む」というローマ教皇フランシスコの言葉を思い出した。
日本には、「馬鹿は死ななきゃ治らない」という諺があるが、馬鹿であっても死んだら治るわけだ。
ところが、ローマ教皇フランシスコは、韓国国民は、死んだだけでは治らないから、霊的に生まれ変われと言う。
しかし、キリスト教では、一回限りの人生であって、生まれ変わりを絶対に認めないので、キリスト教の教義を前提とする限り、韓国民が霊的に生まれ変わることはあり得ないわけで、ローマ教皇フランシスコの言葉は、哀悼の言葉のように見えて、強烈な皮肉が込められている。
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