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日本の都道府県は、英語では「prefecture」と呼ばれているが、なぜそんな呼び方をするようになったのか?外国人が議論していた。私だけでなく、やはり外国人も戸惑うんだなぁ〜とちょっぴり安心した。笑
古代ローマ帝国の地方行政長官を指すPrefect、その役所を指すPrefectureが、悠久の時を経て、遠い異国日本でいまなお用いられているなんて、文字通り、ロマンティックだ。
なお、辞書によると、prefectは、前に・先頭にpre-(prae-)+する・作るfect(fectus)→前に立って行動する人・先頭に立って指揮する人→(地方行政)長官・知事という意味になったそうだ。
戦前の都道府県知事は、中央から派遣されていたから、県の訳語としては、役所を指すPrefectureよりも、Prefectが治める地域を指すProvince州の方が適切だったと思う。
しかし、戦後の都道府県知事は、都道府県民の直接選挙で選ばれること、独立したstate州が条約によって一つの国になったアメリカ合衆国とは国の成り立ちが異なることから、英国のcounty州又は仏国のdépartement(デパルトマン)県の方が適切かも知れない。
では、英国のcounty又は仏国のdépartementのどちらがよいのか。
市はCity、町はTown、村はVillageで、いずれも英語だから、県もCountyという英語で統一した方が分かり易いかも知れない。
ちなみに、特別区(いわゆる東京23区)は、Ward区かと思いきや、市と同格の基礎自治体だということでCityとされており、大阪市港区などの行政区がWardとされている。多分これも外国人には分かりにくいだろうなぁ。
検索したら、下記のブログを見つけた。私とは結論が異なるが、分かり易い説明だ。やはりみんな悩むのだなぁ〜。
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