2024.07.29 11:35旅の恥は掻き捨て 中学の修学旅行で奈良を訪れたことがある。当時から奈良公園の鹿は、礼儀正しく、「こんにちは」とお辞儀したら、ちゃんとお辞儀を返してくれた。 ペットの犬をブラッシングしてやると、喜ぶので、鹿はどうだろうかと思って、携帯用の櫛で鹿の背中を梳(す)いてやったら、気持ちよさそうに目を細めていた。手を止めると、こちらを見るので、「まだするの?」と訊くと、「うん」と頷くので、続けて梳いてやると、「ボクも!ワタシも!」と鹿たちが集まってきた。 ヘアブラシを持ってきたら良かったと思ったが、そんなことをしたら、一日中ブラッシングをさせられそうだなと苦笑した。 こんな可愛い鹿を殴ったり蹴ったりする外国人観光客が後を絶たないらしい。これ以外にも、ゴミのポイ捨て、私有地の無断...
2024.07.28 23:07ご注意を ごく稀に迷惑メールが来るが、自動的に迷惑メールのホルダーに入っている。 ところが、昨日、セキュリティーをすり抜けて、下記のような「Apple IDを確認してください」というフィッシングメールが受信トレイに入っていた。 「なんだこれ?」と検索をかけてフィッシングメールだと分かったので、幸い騙されることはなかったが、ご高齢の方は騙されるおそれがあるので、注意喚起なさるとよろしいかと思う。
2024.07.28 06:06獅子から採れた蜂蜜 <追記> Samsonサムソンをご存知だろうか。 紛らわしいが、スマホGalaxyなどを製造販売する韓国企業Samsungサムスン(朝鮮語で「三つ星」だそうだ。)のことではない。 旧約聖書の士師記13〜16に描かれた古代イスラエルの怪力無双の英雄がサムソンだ。 士師記14に、サムソンが殺したライオンの死骸から蜂蜜を集めて食べたという記述があるのだが、なぜライオンの死骸にミツバチが巣を作るのか、そんなことが実際にあるのか、それとも何かの比喩なのかと不思議に思ったものだ。 どういうお話かをかいつまんで説明すると、サムソンが好きな女性に会うため歩いていると、ぶどう畑にさしかかったところで、突然ライオンに襲われ、素手でライオンの顎を引き裂いて殺した。 この女性との結婚...
2024.07.27 09:12言葉を言い換えても・・・ 下記の記事によると、7月24日から、青森県警は、言葉にするのをためらい申請しづらかった「生理休暇」と「不妊治療休暇」の名称を「F休暇」と「ライフサポート休暇」に変更したそうだ。
2024.07.26 02:50百条委員会証言を妨害する通達? <追記> 下記の2つの記事によると、7月12日に「百条委員会に関する各種服務について」という文書が兵庫県の各部総務課の副課長らを集めた会議で配布されたそうだ。 これには、①「百条委員会が実施するアンケートに、職員が勤務時間中に回答を作成する場合は、「職務に専念する義務の免除の申請および承認手続きが必要」とされていること。」②「委員会から、職務上の秘密または職務上知りえた秘密が含まれる事項について出頭または出席の請求があった職員は守秘義務免除の申請手続きを行わねばならない」、「(守秘義務免除の)対象となる内容は最小限のものとする」、「各部総務課あてに申請し、各部総務課長が承認」すると記載されていたらしい。
2024.07.25 13:50平和ボケは、スパイやテロリストに助力することだ 下記のCNN記事によると、「仏内務省は23日、パリ五輪のスタッフを対象に身元調査を実施した結果、約5000人が除外され、このうち約1000人は妨害やスパイ行為の疑いがあったことを明らかにした」そうだ。
2024.07.22 15:05「伝統」と「反逆」 日常的に「伝統」という言葉が用いられているが、「伝統」の対義語は、なんであろうか? 『weblio類語辞典』によれば、「伝統」の対義語は、「革新」だとされているが、「保守」の対義語が「革新」であって(『反対語便覧』三省堂)、「革新」は、「伝統」の対義語ではない。 「革新」とは、古い習慣、制度などを改めて、新しく進歩すること。改進。」をいう(『精選版 日本国語大辞典』小学館)。 「保守」とは、旧来の習慣、制度、組織、方法などを重んじ、それを保存しようとすること。また、その立場。ほうしゅ。⇔革新。」をいう(『精選版 日本国語大辞典』小学館。太字・下線:久保)。 実は、意外なことに「伝統」は、英語traditionの翻訳語として比較的最近になって用いられる...
2024.07.20 23:28The die is cast <追記> 共和制ローマではルビコン川を越えて軍を入れてはならない掟だった。 しかし、ガリア総督を解任され、本国召還を命じられたGaius Iulius Caesarガイウス・ユリウス・カエサル(英名:Julius Caesarジュリアス・シーザー)は、Pompeiusポンペイウス及び元老院と戦うために、掟を破り、軍を率いてルビコン川を渡ってローマへ進軍した。 ルビコン川を渡る際に、カエサルは、ālea iacta estアーレア・ヤクタ・エスト「賽(さい)は投げられた」と全軍に檄を飛ばした(スエトニウス著・国原吉之助訳『ローマ皇帝伝(上)』岩波文庫、41頁)。 「事ここに至ってはもはや後戻りできぬ。運を天に任せ、前進あるのみ。いざ我に続け!」というような意味が...
2024.07.20 10:23カモにされる自治体 ネットでは「公金チューチュー」というスラングがあるそうだ。 下記の記事によると、自治体もカモにされて、国から自治体への交付金が「公金チューチュー」されているらしい。 備忘録として、記事のリンクを貼っておく。
2024.07.19 21:55埋葬又は埋蔵にあらざれば墓地にあらず 墓地、埋葬等に関する法律(以下、「墓埋法」という。)第2条には、次のように定められている。cf.墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年法律第四十八号) 第二条 この法律で「埋葬」とは、死体(妊娠四箇月以上の死胎を含む。以下同じ。)を土中に葬ることをいう。 2 この法律で「火葬」とは、死体を葬るために、これを焼くことをいう。 3 この法律で「改葬」とは、埋葬した死体を他の墳墓に移し、又は埋蔵し、若しくは収蔵した焼骨を、他の墳墓又は納骨堂に移すことをいう。 4 この法律で「墳墓」とは、死体を埋葬し、又は焼骨を埋蔵する施設をいう。 5 この法律で「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事(市又は特別区に...