2024.10.02 10:20教育に政治を持ち込む教師 アメリカの公立学校では、教育内容を決めるのは教師であるとして、性の多様性を教える教師と、それは価値観の押し付け、洗脳であって、家族を破壊し、伝統的な保守の価値観を壊するものである、性の多様性を学ぶのかを決めるのは政府ではなく親だとする保護者とが対立し、露骨な性描写がある等の理由によりLGBTQ関連の本が禁書にされる事態になっているらしい。 性の多様性・LGBTQの是非はとりあえず脇に置くとして、教育に政治を持ち込む教師が悪い。
2024.09.18 12:44脱デジタル化 下記の記事によると、「文化庁の調査で、1カ月に本を1冊も読まない人が6割を超えた」そうで、「読書量が減っていると感じた人のうち、43%が「情報機器で時間を取られるから」と答えていて、文化庁は、SNSなどの情報収集ツールの増加などが影響したと推察しています。」
2024.09.11 06:48大きなお世話 下記の記事によると、「OECD教育スキル局長のアンドレアス・シュライヒャー氏は、かねてより指摘されてきた日本の政府支出における教育費の低さについて、改めて苦言を呈した」そうだ。
2024.07.17 12:45虱潰し <追記> 以前、謀略戦について少し触れた。謀略戦を仕掛けられたら、虱潰(しらみつぶ)しに反論せねばならない。 謀略戦は、戦争だから、本来、これは政府が責任を持って防衛すべきことなのだが、情けないことに、我が国政府は、我関せずを決め込んで反論せずに、謝罪すべき理由がないのに敵に謝罪することだけは迅速に行い、その結果、先人たちを愚弄し、将来に禍根を残す。売国奴が実権を握っているからだ。
2024.05.21 21:15前代未聞 下記の記事によると、「横浜市立学校の教職員による児童生徒への性犯罪事件の公判で、市教育委員会が多数の職員を法廷に動員し、第三者の傍聴を妨げていたことが分かった。11回の公判で延べ525人に動員を命じ、実際に大半が傍聴に訪れていたという。市教委は21日に会見を開き、被害者の特定を防ぐ目的だったと強調した上で、対応を改めると釈明。「裁判公開の原則」をうたう憲法に反するとの指摘に対しては言及を避けた。」 「一方、被害者が市立学校の児童生徒でも、加害者が市の教職員ではない事件の公判については動員をかけていないことも判明したが、曖昧な説明に終始した。」
2024.04.26 12:51通知を見ていないのか、危機感が足りないのか。 下記の毎日新聞の記事(有料記事なので、一部しか見られない。)によれば、「教職員による児童・生徒への暴言など不適切な言動や指導を、懲戒処分の対象として処分基準に明記していない教育委員会は、都道府県・政令市の67教委のうち17教委で、約3割に上る」そうだ。
2024.04.19 13:23多様性ならぬ画一性 <追記> 新採職員研修で忙しくて、ニュースチェックがままならないが、気になる記事があった。埼玉県立高校の共学化が問題になっているそうだ。 差別だ…男女別学の埼玉県立高校“共学化”に賛成派「勉強するのに性別を問う必要ない」 共学を求める団体「誰に対しても開かれた公教育」を訴える 群馬、栃木は消極的だが共学化…埼玉も一歩踏み出して
2022.04.13 04:00芸は、藝にあらず はい、突然ですが、ここで問題です。「芸亭」をなんと読むでしょうか? 「げいてい」と読んで、寄席や演芸場の名前かなぁと思った方が多いのではなかろうか。 正解は、「うんてい」だ。読み間違えるのは当然であって、決して恥ずかしくない。悪いのは、文科省と国語審議会なのだから。 世界最古の漢字辞典である『説文解字』によれば、「芸艸也」(うんは、そうなり。読み下し文:久保。)とある。 絵文字のような「艸」は、並んで生えている草を意味するから、「芸」(うん)は、草(くさ)の総称を意味する。 『続日本紀』(しょくにほんぎ)によれば、奈良時代の末期、石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)が旧宅である阿閦寺(あしゅくじ)の一隅に外典(げてん。仏教関係以外の書物を意味する。)を収...
2021.05.02 22:44良き市民の第一の義務 <追記あり> 現行法上、児童や生徒に対する猥褻行為により懲戒免職処分を受けた教員は、教員免許が失効するが(教育職員免許法第10条第1項第2号)、当該失効の日から3年を経過すると(教育職員免許法第5条第1項第4号)、教員免許を再取得して、教壇に復帰することが可能だ(学校教育法第9条第2号)。 なぜこんな馬鹿げたことが認められているのかというと、憲法第22条第1項で職業選択の自由が保障されているからだと言われている。 児童や生徒に対する猥褻行為により懲戒免職処分を受けた教員の教員免許の再取得を禁止すると、職業選択の自由を侵害するというのだ。 教員以外の職業に就くことができるのに、なぜ教員免許の再取得の禁止が職業選択の自由を侵害することになるのかがイマイチ分かりにくいが...
2020.12.01 23:00小林虎三郎先生 越後長岡藩の藩士小林虎三郎先生は、佐久間象山先生の下で学問を修め、吉田松陰(寅次郎)先生と「二虎」と並び称されるほどの英才であり、象山先生をして「事を天下に為すものは吉田松蔭、我が子の教育を託すものは小林虎三郎」と言わしめるほどであった。 小林先生の名声は、昭和18年に作家山本有三氏によって戯曲化された『米百俵』(新潮文庫)により、今日まで伝わっている。 かいつまんで言うと、戊辰(ぼしん)戦争で敗れた長岡藩は、焼け野原となり、維新政府により禄高を従前の7万4千石から2万4千石へと減らされた結果、実質的に6割減収。そのため、藩士たちは、その日の糧を得ることもままならぬほど困窮していた。この窮状を救わんと、長岡藩の支藩(分家)から米百俵が贈られることにな...