以前、このブログでご紹介した大分県別府市「おくやみコーナー」は、死亡に伴う様々な手続を窓口一本化によりワンストップでできるようにして、行政の縦割り業務で生じる住民の「たらい回し」を解消する業務改善の取り組みだ。
大阪府枚方市(マイカタちゃいます、「ひらかた」でっせ♪)も、来年1月から「おくやみコーナー」を設置するそうだ。大阪府内初の試みになる。
死亡時に必要な手続は、最大で70にもなるそうで、遺族が各窓口を回っていたけれども、「おくやみコーナー」により27の手続が一つの窓口で行うことが可能になる。
また、各窓口で氏名・住所等を繰り返し書いていたが、今後は予め基本情報が印刷された申請書が提供されるようになり、遺族の負担がかなり減りそうだ。
職員さんの中にも、ご家族を亡くした際の様々な手続に閉口なさった方が多くおられるはずだ。この業務改善にはお金はほとんどかからないし、各窓口のご担当者の負担も減るので、他の自治体でも「おくやみコーナー」を実践して欲しい。
<追記>
大阪府茨木市も、2021年10月8日から「おくやみコーナー」を設置するそうだ。もっと普及することを望む。
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