危機感があるようで全くない

 下記の記事によると、「海上保安庁は過去最大規模となる3万トン級の多目的巡視船の建造を2025年度から始め」るそうだ。しかも、武装を搭載しないそうだ。

 建造は構わないが、まず、工作船事件で明らかになったように、海保の巡視船は、スピードを重視して、どれもこれもペラペラの紙装甲で、銃撃されたら簡単に装甲を貫通するので、海上保安官を守るために、防弾仕様にしろ!

 この点は、新造船については改善されていると期待したいが。



 次に、武装を搭載しないそうだが、海上保安官の命をなんだと思っているのか。しかも、非武装のこの巡視船を護衛するための巡視船がさらに必要になり、作戦行動が不当に狭められてしまう。せめて機関砲や機銃を数門搭載しろ!


 一般人避難の輸送船としても活用するそうだが、自然災害の場合だけでなく、有事の場合を想定しているはずだ。

 それならばなおさらのこと、せめて潜水艦による魚雷攻撃を回避するための decoyデコイ(敵魚雷に標的を誤認させる装備)も搭載しろ!(第二次世界大戦中、日本の輸送船がどれだけ敵潜水艦に沈められたかを忘れたのか!)


 どうせどこかから横槍が入って、当初の案が骨抜きにされて、非武装にされたのだろう。。。そいつらを最前線に立たせて実地訓練をしてやったらいい。そこまでしなければ、馬鹿には分からないからだ。

源法律研修所

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