以前、道徳が家庭内のルールではなく、社会のルールであることを分からない政治家について述べた。
また一人、社会のルールが分からない政治家が発見された。
大阪府岸和田市の永野耕平市長(大阪維新の会)は、妻同伴の記者会見を開き、「不貞行為は家庭内の問題で僕の素行の悪さですけども、家庭内の問題。政治家としてそれが欠格事項になるとは思わない」と不満を述べ、不信任決議案が可決されたことに大義はないと主張した。
であれば、失職の道を選んで、再度市長選に立候補して、有権者に信を問うべきだろう。市長選に立候補しても当選する見込みがないので、議会に対する嫌がらせとして、議会を解散したと思われても仕方あるまい。
不倫が家庭内の問題にすぎないとして、これを社会的に黙認すれば、一夫一婦制、家族制が崩壊し、道徳的退廃が生まれ、社会秩序が乱れ、ひいてはanomieアノミー状態になることも分からぬとは…否、維新の会は、社会主義だから、国民が家畜として支配しやすくなることを望んで意図的に「不貞行為は家庭内の問題」だと主張しているのかも知れぬ。
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