以前、火星に火星人がいると誤解された理由について、述べた。
H・Gウェルズが小説『宇宙戦争』で火星人をタコのように描いたのは、地球を侵略してきた火星人は、人類よりも知能が発達しているので、頭が大きいはずであり、火星は重力が小さいので、四肢が発達せず、細い足でも大きな頭を支えられるはずだ、という推論に基づく。
我々昔の子供の常識だった。
ところが、我が国が誇る石破首相は、かつて火星に水が存在したことを示す粘土鉱物が含まれている火星の石を見て、
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「そこに生物がいるかどうかはまた別問題か」と尋ね、職員は「まだそれは分からないですね」と返答したが、首相は想像を膨らませていく。
「だから、タコのような生物がいたと宇宙戦争は言っていて。やっぱり水があったからタコなんだ」
若干分かりにくい発言だったが、職員は「はい」とうなずくと、吉村氏が「はいじゃない」と突っ込みを入れていた。
首相は「そうだろうね。そうだろうね。魚じゃなくてタコなのがなんとも言えん」と話すと、職員は「まったくおっしゃる通りです」と応じた。
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<追記>
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「なぜ日本の政治家は少子化対策に無関心なのか」。石破さんの答えは「だって子どもが増えても、投票ができるようになるのは18年後だからねえ。その時、私たちは政治家をやっていないでしょう」。なんて正直な人だと感動した覚えがある。
(中略)
長年にわたって石破さんを支えてきた鳥取の人々にも、途方もない愛の深さを感じる。自分の街をこんなに衰退させた政治家を、僕なら絶対に許せないだろうから。総理となった今、日本国民にも、鳥取県民にならった慈悲深さと忍耐力が求められている。
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