先日、江藤拓農林水産相が食糧法を読んでいないことについて述べた。
「16日の衆院内閣委員会で立憲民主党の吉田晴美氏が、売春防止法を巡り「『パパ活』で、売るほうの女性は捕まるが、買うほうの男性は捕まらない」と政府の見解をただした」ところ、「法務省の吉田雅之大臣官房審議官は「売春防止法で、売春をする行為と相手方となる行為は法律上禁止されているが、行為そのものを処罰する規定はない」と、双方とも処罰規定はないと説明した。売春防止法は、売春する側による勧誘、つきまとい、客待ちは処罰されるが、売春そのものに処罰規定はない。」
吉田法務大臣官房審議官の言う通りだ。売春防止法は、たった16条からなる短い法律で、基本的に国語通りに読めば足りるのに、これすら読まずに勝手な思い込みで質問し、間違いを指摘されても考えを改めずに食い下がっている。
国、地方を問わず、政治家の見識の低さに呆れ返るとともに、現代日本において厚顔無恥が政治家の条件なのだということがよく分かるエピソードだ。
0コメント