下記の記事によると、「人事院は9日、キャリア官僚と呼ばれる国家公務員総合職の採用試験に、大学2年と3年が受験可能な春試験を2026年度から導入すると発表した。これまでの2、3年秋と4年の春、秋に加え、最大6回挑戦できるようになる。」
しかも、教養試験だけで、「試験合格の有効期限は6年半から7年に延ばす。期限内であれば、再受験不要で省庁面接に進める。」
いやはやなりふり構わなくなってきたなぁ〜
昔は、大学の一般教養課程で必修以外の単位を取って、司法試験の1次試験(教養試験)の免除を受け、3年次に司法試験の2次試験(短答式、論文式、口述式)及び国家上級甲種(現在の国家公務員総合職)又は外交官試験上級(現在の国家公務員総合職)にダブル合格するか、4年次にダブル合格するのが流行った。
塾や大学受験予備校で「東大、京大、国立医学部以外の大卒は、高卒と同じだ!」という歪な世界観・人生観に基づく偏差値教育を受け、勝ち抜いてきた猛者たちにとって、現役ダブル合格は、ステータスであり、保険だったからだ。また、現役ダブル合格は、東大、京大、国立医学部以外の学生にとっては、リベンジでもあった。
現役で最大6回も受験できるなんて、隔世の感がある。
先日、自治体は、内定の有効期限を4年にしたらどうかと述べたが、これに加えて、筆記試験合格の有効期限を6年半から7年に延ばしてみてはどうか。
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