下記の記事によると、米国上院に、米国籍と他国の国籍を同時に保持することを禁ずる「二重国籍廃止法案」が提出されたそうだ。
米国への「唯一かつ排他的な忠誠」を確保することを目的としている。
提出者のバーニー・モレノ上院議員(共和党・オハイオ州)は、米国籍を「名誉であり特権」であり、他国と共有すべきではないと説明している。
記事によると、この法案は、米国籍の喪失には自発性と積極的な意図が憲法上必要だとする判例に抵触する可能性がある。仮に法律として成立しても、違憲とされる可能性があるわけだ。
それにもかかわらず、この法案が提出されたのは、米国の分断の深刻さを物語っている。
我が国も他人事ではない。
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