今のところ、我が国のメディアは報道していないようだが、デンマークが徴兵の対象に女性を含めることを発表した。ノルウェー、スウェーデンに続き3か国目となる。
我が国で女性を徴兵の対象にすべきかについては、賛否両論あろうが、そもそも我が国では、徴兵制自体が違憲であると解されているため、このような問題が議論すらされていないし、また、バイアスがかかっているため、徴兵の対象に女性を含める国が増えつつあることも報道すらされない。
しかし、市民・国民=兵士=有権者であること、憲法学者及び政府は、徴兵制が憲法第18条の「苦役」に当たると解しているが、このような解釈は、我が国も批准している市民的及び政治的権利に関する国際規約第8条第3項に反する解釈であることについては、すでに述べた。
また、我が国にもかつて女性に兵役義務があったことについても、すでに述べた。
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