「イタリアの極右ジョルジャ・メローニ首相は9日、米実業家イーロン・マスク氏の政治介入が怒りを招いたことについて、それは同氏が左翼でなかったからであり、イタリア政治は長年にわたり外国人の干渉を受けてきたとの見解を示した。」
「メローニ氏は、マスク氏は言論の自由を行使しただけだと擁護。政治に干渉しているのは、米投資家で慈善活動家のジョージ・ソロス氏ら左派の有力者だと非難した。」
「問題は、富裕層が世界中の政党、政治団体、政治評論家らに資金を提供し、国民国家の政治的選択に影響を与えることだ」「マスク氏はそんなことはしていない」
「イーロン・マスク氏は自国で、自らが支持する候補者の選挙運動に資金を提供したが、それは米国の制度においてごく一般的なことだと指摘したい」「だが、私はイーロン・マスク氏が世界中の政党や政治団体、政治評論家に資金提供しているとは聞いていない」
「これは、たとえば、ジョージ・ソロス氏がやっていることだ。私はそれこそが国民国家の内政と主権に対する危険な干渉だと考えている」
<追記>
「ドイツやオーストリアの60以上の大学や研究機関は10日、米実業家イーロン・マスク氏が所有するX(旧ツイッター)での情報発信などの利用を中止するとの共同声明を発表した。現在のXの方向性が、「科学的な公正性や民主的な議論など、関係機関の基本的価値観と相いれない」ためとしている。」
「語るに落ちる」だな。ドイツやオーストリアの大学や研究機関が如何に偏向しているかを如実に表している。日本と同様に、「左翼にあらざれば研究者にあらず」なのだろう。
言論には言論で対抗すれば足りるのに、徒党を組んでXの利用中止という強行手段を執るあたりが如何にも異論を一切認めない左翼全体主義の本領発揮だ。
0コメント