「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」(代表・田中優子元法政大総長)は、「選択的夫婦別姓に反対する候補には投票しません」と発表した。
「平和を求め軍拡を許さない」ことと「選択的夫婦別姓」がどうして結びつくのか?
一般通常人には理解し難いが、左翼の狂った脳みその中では分かち難く結びついているのだ。中国という補助線を引けば、理解できる。
すなわち、共産主義を実現するためには、国家を破壊する必要がある。家族は、国を支える歴史・伝統・文化・慣習等を維持し、これを子孫へ継承する重要な役割を果たしている。
そこで、国家を破壊するためには、この家族を破壊する必要がある。日本の家族をワンチームにする制度の一つが「夫婦同氏」制・「家族同氏」制だ。
この「夫婦同氏」制・「家族同氏」制を破壊するために、「選択的夫婦別姓」・「家族別姓」を導入せよと主張しているわけだ。
そして、「選択的夫婦別姓」・「家族別姓」が導入された暁には、左翼が本来主張していた「夫婦別姓」が導入されるのも時間の問題となる。
つまり、中国人・北朝鮮人・韓国人と同様に、日本人を「夫婦別姓」にして、左翼が渇望している中国による日本支配の地均しをしようというわけだ。「日本人の中国人化」と言ってもいい。
そして、「平和を求め軍拡を許さない」というのは、日本の非武装化を進め、「中国による日本侵略を容易にすること」であって、これも中国による日本支配の地均しだ。
以上より、左翼の虫が涌いた脳みその中では、「平和を求め軍拡を許さない」ことと「選択的夫婦別姓」は、中国による日本支配の地均しという点で密接に結びついているのだ。
さて、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」によれば、同姓強制は「男尊女卑思想の産物」、「別姓こそ日本古来の伝統」なのだそうだ。
しかし、「夫婦が同等の権利を有することを基本と」するという憲法第24条第1項を受けて、民法第750条は、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。」と定められているのであって、夫は妻の氏を称することが認められているのだから、決して「男尊女卑思想の産物」ではない。夫婦・家族をワンチームにする先人の智慧なのだ。
むしろ、中国・北朝鮮・韓国の「夫婦別姓」こそが「男尊女卑思想の産物」なのだ。妻は男子を産むための道具であって、家族の中で妻・母のみが余所者として別姓だからだ。
また、「別姓こそ日本古来の伝統」というのは、歴史的事実に反する。我が国の伝統を破壊しようとする連中が伝統を語るとは片腹痛い。
確かに、夫が妻の下に通う妻問婚(つまどいこん)をしていた名残りで、平安中期ぐらいまで長らく「夫婦別氏」だったけれども、武士の台頭に伴い「遠くの親戚よりも近くの他人」と言われるように、近隣の家族同士が団結して生き残りが図られるようになるにつれて、氏族社会から家族社会へと伝統が変化し、少なくとも江戸時代には「夫婦同氏」だったのだ。
参考までに、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」の呼びかけ人を列挙しておく。
このうち、例えば、この会の代表である田中優子法政大前総長は、上野千鶴子東大名誉教授と同様に、全共闘(全学共闘会議)の活動家だ。過激派(当世風に言えば、テロリスト)が教育者とは、世も末だ。
竹信三恵子 ジャーナリスト、和光大学名誉教授 ←元朝日新聞記者、『赤旗』の常連
杉浦ひとみ 弁護士 ←元社民党の参議院議員候補、『赤旗』の常連
上野千鶴子 WAN理事長 東京大名誉教授 ←全共闘の過激派、『赤旗』の常連
前田佳子 日本女医会会長 ←『赤旗』の常連
田中優子 法政大前総長 ←全共闘の過激派、『赤旗』の常連
奥谷禮子 ザ・アール創業者
伊藤和子 ヒューマンライツナウ副理事長 弁護士 ←自由法曹団事務局次長、共産党の衆議院比例ブロック候補
和田静香 ライター ← 極左の作詞家湯川れい子氏の元アシスタント、『赤旗』の常連
菱山南帆子 市民運動家 ←『赤旗』の常連
福田和香子 アクティビスト ←学生団体「SEALDs」の元メンバー、『赤旗』の常連
浜矩子 経済学者 ←同志社大学名誉教授、『赤旗』の常連
東村アキコ 漫画家 ←アニメ・ドラマ化された『海月姫』(くらげひめ)の作者、漫画『ママはテンパリスト』を『赤旗』に連載
辻山栄子 早稲田大学名誉教授
この連中が日本国民か否かは知らぬ。仮に日本国民だとして、中国共産党の一党独裁体制を望むなら、中国に帰化すればよいのに、ハニートラップに引っかかったのか、様々な便宜供与を受けたのか、「倭人自治区」で憎い日本人を支配したいのか、理由は定かではないが、帰化せずに嘘をばら撒いている。
善良なる同胞は、ゆめゆめ騙されてはならない。
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